Macintosh Plusでもっと遊ぼう計画だけど、SCSIケーブルが足らなくてちょっと中断。外付けSCSIの規格は3~4あって、ケーブルの端子形状が合わないと使い物にならない。しゃあないので中古を漁るつもり。ゲットするまで棚上げ。
ふと棚を見るとMacintosh Classic IIが。
最後に電源入れたとき、たしかシマシマ画面(俗にシマシマック)だか唐草模様画面だかになって、起動しなかったのね。
んでダメ元で電源入れてみたら、なんと見事に起動。何ごともなかったかのように。内蔵HDDに入っていた漢字Talk 6.0.7が起動。おぉ!
内蔵のHDDは、オリジナルは80MBだけど、コレはどうなんだろ。
メモリーは最大の10MB載ってるぞ!すごいぞ!
と、購入したときに分かっていたであろうことをすっかり忘れているがために、まるで新たに手に入れたかのような喜びようです。
但し現在、アプリはほぼ何も入ってないに等しい状態なので、何をすることも出来ないんだけどね。
ただ、このClassic IIには、な、な、な、なんと!LAN端子が増設されているのです!
たしか、コプロセッサ(CPUの補助回路)を増設するスロットがあって、そこに繋げるタイプのLAN端子。と、既に何を書いてるのか意味不明になりつつあります(笑)
裏の写真は撮らなかったけど、無事に外部と繋げることができたら撮ります。LAN端子が壊れてる、なんてこともありうるので。
でも、でも、でも、もしコレで通信が出来たらすっっっごいなー。
そもそもこのパーツがとんでもなくレア。先日、Plusについての中で書いたSCSI用のLAN端子よりレアなんじゃないかなぁ。
既にこの頃、Localtalk(Apple独特の通信方法)があって、他のMacintoshと繋ぐってのがかなり簡単に実現できたので、わざわざ10BASEで繋ごうなんてのはあまり積極的には考えられなかったんだと思う。
まずはこのClassic IIでインターネットへの接続を試してみよう。LAN端子が壊れてなければ。インターネットへの接続、と言っても、まずはpingが通るかとかそのレベルからね(笑)
Plusが68000の8MHz、Classic IIは68030の16MHz。
名機といわれるSE/30との違いは大体以下。クロックはClassic IIと同じだけど、SE/30には、
・FPUが最初から搭載されている
・メモリーの上限が128MB(!!!)
・拡張スロットが設けられていて、様々なオプション機器が発売された
メモリーが最大128MBってのが大きくて。まぁ現実的には32MBですが、メモリー不足でアプリを起動できない、なんてことが少ない。当時としては、だけど。バス幅(信号が通る道の広さ)も違うんだったかなぁ。
ただまぁ、漢字Talk 6.0.7や7.1で使う分にはたいした違いはないのかなぁ、などと勝手に思っていて。ウェブブラウザでネットするとか(とにかくブラウザがメモリーを食う)、解像度の高い画像を扱うとか、そんなんでない限りは。
さて、KT6.0.7のままでやるか、7.1にしてからやるのか。悩みどころ。楽しく悩みます。