rs72’s diary

音楽や楽器、写真、ふるーいMacintoshなどなど、まったく飯の種にならないことばかりツラツラと

Macintosh Plusでの物書きはNotePad++がお勧め

Macintosh Plusと漢字Talk6.0.7で何かしら文章を書いてみようとするとき、思いのほか苦労するのはエディタなどの物書きソフトの選択です。

YooEditやNisus Writerなどが漢字Talk6で使えるエディタとして紹介されることが多いですが、これらは重くて使う気が失せます。純正のTeachTextも同様。これらのソフトが悪いのではなく、明らかにMacintosh Plusの性能が低いのです。SEやClassicは回路が見直されているはずで、ここまで重くはないはず。おなじCPUではありますが。

さてそんな中で、まぁこれならいいか、というのにようやく当たったので紹介。

「NotePad++」というメモ帳というかエディタというか。漢字Talk7などに純正でNotePadというのがありますが、あれの拡張版みたいなものです。

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純正のNotePadはDAで提供されているので漢字Talk6でも使え、そしてとても軽快ですが、文字サイズを変えられないので、すぐに文字で埋まってしまいます。また、スクロールバーがないので、NotePadの画面サイズを超えた部分は見えません。見ることが出来ません。

でもNotePad++にはちゃんとスクロール機能があるし、フォントの設定もできるし、なんなら文字装飾もできます。英語ソフトだけどまったく問題なく日本語に設定できるし、表示も問題ありません。タイムスタンプの入力もショートカットキーで一発。とっても便利。

DAなんだから軽い、というわけではないのがミソで。DAタイプのもいくつも試しましたし、アプリケーションタイプのもいくつも試しました。よく名前の挙がるソフトたちはことごとく重かった。

そういった中、ネットで探しまわり、ようやくNotePad++に遭遇。

特定のファイルとして保存できるわけではないので、その当たりは不便ですが、特定のファイルとして文章を保存したい場合は、重くてもなんでもいいので、他のエディタにコピペして保存すればいいと思います。実際わたしもそうやってます。書くのはNotePad++、テキストファイルとして別に保存したい場合は他のエディタにコピペ、と。

そんなこんなで、Macintosh Plus+漢字Talk6で、文字表示があまりに遅くて文章を書く気がしない、という方は、是非使ってみてください。現代の基準からすると、お世辞にも快適とは言えませんが、明らかに他のソフトよりマシです。

順序が逆になりましたが、有名なASLEditも軽快ではあるんです。NotePad++よりもほんの少し遅い程度で。でもASLEditは画面内で折り返してくれないのです。文字を打っていくと、改行しない限り、ずーっと右にいくだけ。これはほんとによろしくない。画面サイズに合わせて改行しないと見えないなんてエディタじゃないと思うのです。ほんとにASLEditはこの点が惜しい。あまりに惜しい。

そんなこんなで、Macintosh Plus+漢字Talk6で日記程度の文章を打つならNotePad++がお勧め、というお話でした。

(以上、Macintosh Plusで書きました)