Powerbook 1400のシリコンデバイス化で少しわかったこと。
その前に、以下の状況でも、安定したのは7.6だけです。8.5は機能拡張を選別しただけでフリーズしまくりになりました。9.1はインストールの段階までさえいかない。9.1はもう少し試しますが。
以下は7.6でのお話とご理解ください。
とりあえず、標準フォーマットで、起動パーテーションは8GB未満にすること。間違ってるかもだけど、なんとかこれでどうにか出来た。
たとえば16GBのコンパクトフラッシュを用いる場合、実質は16GBを切るので、二等分とかでOK。
購入時(恐らくWindows系のフォーマットになってる)やパーテーションが切られてない段階ではまず、PCカードアダプターで接続して、パーテーション切りやら初期化やらをやります。このあたりはほんとPCカードスロットがあってよかった。そのままシステムのインストールまで済ませてしまい、その後、内部へ取り付け。
ここでも問題はあって、IDE-CFアダプターの相性みたいのがあるかも。まったく反応しないのもありました。もしかしたら、上記の容量の問題かもしれないけど(そのときはそんなことに気付かずに進めたので)。
ひとまず今日は『変換名人』のアダプターで成功した。他のを試す余力が今日はないので、無難にこなすなら『変換名人』のをお薦め。
無事に起動さえしてしまえば無音のPowerbookが出来上がり。極めて静か。至極快適。楽しい嬉しい素晴らしい。
7.6あたりはそもそもシステム自体が軽く、メモリー使用も少なく、余計なものも多くなく、ということもあるのでしょう。
特にバージョンの高いシステムを要求するアプリがあるとかではなく、そういうのがあればG3の9に任せればよく、やはり快適に使えることのほうが優先。安定性と。
そういった意味で7.6でよろしいかと。
Powerbook G3 Wallstreetもこの手で可能だけど、1つ確認できているのは、スリープに入って、そこから復帰した時に、デスクトップが現れない、という現象が。
たとえばPowerbook 520はSCSI-SD変換基盤でSDカードを起動デバイスにしてるけど、こちらでは起きない現象。1400も起きません。
そして恐らく、Powerbook G3でも、Pismoなどでは起きないのではないだろうか。未検証ですが。
ようするに、IDEへの過渡期モデルは色々厄介だぞ、と。
なんにせよ一歩前進!
でもまだまだ、mSATA-IDE変換をどうにかしたいし(まったくダメ)、SD-IDE変換を試したい。コンパクトフラッシュよりSDカードのほうが容量当たりの単価が安い。基盤はコンパクトフラッシュのほうが安いけど。
結局は変換基盤の問題に思えるんだけど、そこまで血なまこになって調べる気は起きず、目についたものでどうにか出来ればなぁというところ。
ちなみに以下はOld Macintoshのユーザーが集まる海外の掲示板。1400はなかなか大変のようです。